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内科・呼吸器内科
野寺内科医院
茨城県水戸市石川4丁目4033の7

TEL: 029-251-3906

呼吸器疾患

呼吸器は、鼻腔、口腔、咽喉頭までの上気道、気管、気管支、細気管支までの下気道と呼吸領域の肺胞で構築され、肺動静脈、気管支動静脈、リンパ管を介し心臓等の他臓器と結びついています。

空気中には酸素が約21%含まれますが、我々は呼吸により酸素を吸入し肺の末端の肺胞と毛細血管の間で酸素、二酸化酸素の交換、すなわち拡散が行われ、全身に酸素を供給、余分な二酸化炭素を排出しています。

呼吸は外界が正常で、個体側の気道の機能、形態が正常時は問題ありませんが、有害な有機、無機粉塵、細菌、ウイルス等の微生物等を吸入した場合や個体側の異物排除機構が異常を来たした場合、呼吸器疾患が発生します。当院では感冒、上気道炎、気管支炎、肺炎等の感染症、気管支喘息、花粉症等のアレルギー疾患、膠原病、特発性間質性肺炎等の自己免疫関連疾患、肺癌等の悪性疾患、上気道の器質的閉塞、中枢の機能性異常に起因する睡眠時無呼吸症候群など多岐にわたる呼吸器疾患の診察を行っております。

呼吸器学会等のガイドラインを基準とし、患者さんの喫煙、飲酒、嗜好等の生活習慣や家族構成、職業等の生活歴、家族歴などの詳細な問診聴取や聴診、視診、触診を行い、胸部X-P、採血、FENO(呼気一酸化窒素測定)、肺機能検査等の検査を施行後、患者さんに最も適した治療を経済状況等の社会的背景も考慮し、相談の上決定します。

コロナ感染症も5類感染症対応となり定常化してきましたが、変異株の出現や新規感染症の発生の可能性も十分に考えられ、今後も呼吸器疾患が増加していく可能性が高いと思います。

当院ではそういった状況を早期に把握し、迅速かつ適切な診察、治療を行っていくつもりです。

又、今後も外来対応医療機関として、これまでの発熱外来としてのコロナ感染、インフルエンザ感染の検査、診療、相談も継続して行う予定でおりますのでお困りの際は当院外来受診のネットもしくは電話予約をお願いいたします。